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 日本人の約9割がO脚もしくは、XO脚だと言われています。

 

 日本人で比較的多いのはO脚で外人に比較的多く見られるのがX脚だと言われています。

 床か椅子(ソファー)の生活習慣の違いもあるでしょう。
 

 最近は、二つを足したようなXO脚というのも日本で増えてきているようです。

 

『つま先とかかとをそろえて立ったとき、太もも、ひざ、ふくらはぎ、うちくるぶしの4カ所で、どれか一つでもついていなければO脚

と言います。

 

『足を揃えて立とうとすると、膝がぶつかり足を揃えて立つことのできないタイプを

X脚

と言います。 

 

『足を揃えて立ったときに、膝は付くのに、太もも、ふくらはぎ、内くるぶし、踵同士のどれかが離れてしまうタイプをXO脚

と言います。 

 


 

 O脚はどこが悪くてなってしまうのでしょう?悪い点は色々あるのですが、大きく分けると2つの要素があります。

1. 骨が曲がっている
   (難しく言うと、骨自体の湾曲やねじれが強い、骨の形態異常)

2. 関節がゆがんでいる
   (難しく言うと、関節面の連結の仕方、関節の位置異常)

*もう一つ、筋肉のつき方が悪い(外側ばかりに筋肉がついている)ということも考えられますが、これは1.2.によって2次的にひきおこされることなので、上には含めないでおきます*

 2つともO脚を形作る要素になりますが、一般に整形外科のお医者様が「O脚」というと、1.を指していることがほとんどです。

 医学的には、立っていようが寝ていようが、正面から見て脚が外側へ曲がって変形しているものがO脚とされています。

 現在でも多くの整形外科の先生はこの定義を用いています。

 ですから、医学的に見ると、

「O脚は骨の変形であるから、成長後は手術以外では直らない」

とされてきました。

 確かに成長後は骨の変形は直りません。

 

 しかし、このタイプのO脚以外にも、立った時、「O字型になる」脚が2.の場合です。

 2.のような関節の歪みからなるO脚は、骨の変形によるものではないので、関節の柔軟性を取り戻し、関節の状態を本来の正しい位置に戻していく矯正により、改善していくことが可能なのです。

 
 「O脚」を、一括して「直る」「直らない」と決めることはできません。

自分のO脚の状態、タイプを、まず知ることが重要です。

 



 <詳細>

 

1. 骨の形によるO脚~男性や年配の方に多いタイプ

 骨そのものの形からきているO脚です。

「骨(特に膝下の骨)が実際に曲がっている」場合です。

 また、関節・骨がねじれている場合もあります。
 

 骨の湾曲が主体のO脚は男性のO脚や、年配の方のO脚に多いです。

 その他、身長に比べて骨盤が広いとか、くるぶしが大きくてぶつかるなど、骨格全体におけるアンバランスによりO脚になっている場合もあります。

これら、O脚を作る要素となる骨の形をあげてみると、
   

    1. 膝下の骨(脛骨)湾曲が強い

    2.足の付け根の骨(足根骨)の形の異常
      (特に外脛骨といって、通常の足根骨の上に余分な小さ

                 な骨がついている場合)
          3. 身長に比べて骨盤の横径が広い
    4.大腿骨の付け根の角度の異常

      (正確に言うと、大腿骨の頚体角、前捻角が大きい)
 

などがあります。

 男性のO脚や、年配の方のO脚は、膝下の骨の湾曲が主な原因となっていることが多く、この場合、膝はあまり内側を向いていません(注)。

膝下の骨(脛骨)の足首に近いあたりが強く湾曲しています。

(写真参照)。

まっすぐな脚
(膝が前を向いている)
関節のゆがみによるO脚
(膝が内を向いている)
骨の形によるO脚
(膝が前を向いている)

 

 (京子プロポーションより参照)

 

2. 関節のゆがみによるO脚~若い女性に多いタイプ

 脚の骨は曲がっていないのに、関節の連結面のゆがみ―ずれやねじれなどの位置異常―のため、正面から見ると「O字型の脚」になってしまうタイプです。
 

このタイプのO脚は、若い女性に多いです。

 骨自体に変形と言えるほどの湾曲やねじれはありませんが、下半身の関節(骨盤、股関節、膝関節、距骨下関節)にゆがみがあるため、脚が曲がって見え、膝の間にすき間ができるのです。

 (京子プロポーションより参照)

 

 イラストのように、ももの骨(大腿骨)、膝下の骨(脛骨、腓骨)、足の関節の周りの骨(足根骨)が全体として、内側に回りこむように動きます。

 

 この動きは、股関節(ももの付け根の関節)の内旋という動きによってもたらされます。

 

 これによってももの付け根(大転子)は外側に持ち上がり、膝のお皿は内側を向きます。

 

 更に膝の裏を後ろへ伸ばしきる動きが加わります。

 

骨盤はこれらの動きに連動して前に傾きます。
 (正確に言うと、骨盤は前傾し、股関節は内旋し、膝関節は過伸展し、距骨下関節は回内します)

 膝が内側を向いていることと、膝の裏を伸ばしきっていることは、このタイプのO脚の大きな特徴です。
 

 そして足の関節の付近では内くるぶしや、足の内側の骨(足根骨)が出っ張り、かかとの間に隙間ができます。

 

 大転子が外側に張り出すと、股下が開き、垂れ尻の原因にもなってしまいます。


 

 最も大切なのは膝がしらがまっすぐ前を向いていることです。

 

また膝の外側の下方が出っ張っておらず、なめらかなラインになっていることも理想的な足の条件です。

 

 モデルの方でも、概してやせていて細い方が多く、細すぎると脚が曲がっていなくても、関節がゆがんでいなくても、脚の間はすき間があいてしまいます。

 

 全部ぴったりついてしまうのは、太っている方。

 

付くべきところとあくべきところを知っておきましょう。

 

 私達の骨格は、顔や性格と同じように一人一人個性があります。

ですから、元来持っている骨の形や大きさはお一人お一人で異なっています。

  

 そのため、ご自分の理想通りの脚が100%実現するかと言うと、これは実は難しいことなのです。

 

 内くるぶしがごつんと大きい方は、どうしてもそれがぶつかって膝の間は開いてしまいますしね。

 



<O脚・X脚の原因>

 

 以下の様な原因が考えられますが、多くは生活習慣にあります。

 姿勢の悪さは、O脚などだけでなく、多くの身体の不調の原因になりますから、日頃から姿勢を気にする様にして下さい。

 

 遺伝的な骨格のアンバランスもありますが、必ずしもそれだけではありませんよ。

 

  ●姿勢が悪い

  ●足を崩して床に座る

  ●座る時によく足を組む

  ●内股

  ●過度の運動

  ●靴が合っていない

  ●同じ靴を履きつぶす

  ●外反母趾

  ●偏平足

  ●運動不足

  ●加齢による骨の変形        などなど

 

 病的なものとしては、ブラウント病くる病リウマチ変形性膝関節症などによって引き起こされたO脚です

 

 外傷に由来するものとしては、捻挫や脚の関節部の骨折、靭帯損傷などによって関節の繋ぎ目が崩れて起こるものです。

 



<当院での施術>

 

 硬くなってしまっている筋肉・関節をほぐして、各関節の歪みを調整・矯正して行きます。 

 

 AKAという関節運動とストレッチを行いながら、股関節~足首の内旋を矯正した後、骨盤の左右前後の歪みを矯正します。

 

 外反母趾・偏平足の方は、そちらの施術を先に行う事があります。

 

 また、上半身の姿勢の崩れがある方は、その矯正も行います。

 

 特に、股関節は、大腿骨が骨盤に入っていて、とても脚にとって大事なところです。

 

 関節がずれたり、硬くなると、О脚やX脚の原因になるだけでなく、腰痛・神経痛などの諸症状にもつながっていきますので要注意です。
 

 その為矯正やストレッチをする際は、骨盤だけでなく股関節の調整も行います。

 

 まっすぐできれいな足を望むなら、関節や骨にゆがみがなく、バランスよく筋肉のついたからだ作りをしましょう。

 

 



<ちょこっと・・・あるある小辞典>

 

 人の脚の形状として内反膝外反膝などがあり、それぞれ一般的にはO脚(おーきゃく)、X脚(えっくすきゃく)と呼ばれています。

 

 内反膝や外反膝は脚のアンバランスな使用であるため、将来変形性膝関節症等の膝の病気を引き起こす原因にもなり、気になるようなら専門家に相談することもお勧めします。

 

 また乳幼児期に見られるそれらの多くは、一過性のものであり、継続するようならビタミンDの摂取不足や日照時間が短い事から起こるに罹っている場合があります。(くる病

 

 また同様の症状が大人になって突如起こることがあり、その場合は体位バランスの崩れもありますが、なんらかの原因で骨軟化症を引き起こしていることが多いとされています。

 

 矯正中や骨軟化症罹患時に胡坐や正座などは悪化させることがあるため、椅子中心の生活に変えた方が良いでしょう。

 

 日本人には内反膝が、特に女性に多いとされています。

 

 

 脚は時として第二の心臓とも呼ばれ、立位時重力に従って下方向へ体液が流動することに因って引き起こされる体液停滞むくみを、脚の血管周辺の筋肉の運動によって上部へ押し返し再び循環系に戻す事を行っています。

 

 押し返す行いは脚を使った運動、歩行や走行などにより促進されるため、運動は全身の血の巡りを良くする効果が望めるのです。

 

  脚は体全体を支え日常的に頻繁に使われる部位であるため、体の中でもっとも頑丈にできている反面、筋力の消費するエネルギーが大きく、使用しない時の退化が激しいです。

 

 それまで運動していた方が引退後、からだの調子を崩すのは、筋力の退化が原因でバランスを崩すからです。

 

 

 そして、その特性から最も太く丈夫とされる大腿骨折ってしまうと修復に時間がかかり、老人の場合そのまま寝たきり生活になってしまい、補助器具を使わずに立ち上がることができなくなってしまうことが多いのですね。

 

 ですから日頃から昇降運動などで膝周辺の筋力を鍛えておく事は老後の健康にも有益でありますし、

 加えて言うなら腿部の消費エネルギーが大きいために運動効率もよく、糖尿病罹患者、高脂血症高血圧の運動治療を行う人のみならずダイエットを志す人にも、脚を動かし鍛えることは広く推薦できるんです。

 

 

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