頸肩腕症候群の初期症状とも言われています。
● 僧帽筋エリア(特に肩上部)の局部の圧痛から始まる。
僧帽筋は肩上部では厚みがあり、それも肩こりの大きな
一因となっている。
● 進行すると圧痛点やこりを感じる部位が拡大する。
● 筋肉の持続的緊張により圧痛部位が拡大し、深層筋(
肩甲挙筋・棘上筋・菱形筋・脊柱起立筋群・上後鋸筋)に
まで凝りが拡大すると「芯が凝ったような凝り」として感じら
れ、筋肉がこわばり、重苦しさを感じるようになる。
● 主観的には頚部~肩上部に「ズシーンとした感じ」「何か
ものがのっているかのような感じ」や肩甲骨と脊柱の間
(肩甲間部)に「鉄板が入ったような感じ」として感じられる
ことが多い。
● 重苦しさを放置すると痛みを感じるようになり(「頚部まで
痛い」「凝りすぎて背中が痛くて眠れない」)、進行すると
緊張性頭痛や顔面・上肢の関連痛が生じるようになる。
<肩こりの原因>
同じ姿勢をとり続けるなどして頭や腕を支える僧帽筋やその周辺の筋肉(肩甲挙筋・上後鋸筋・菱形筋群・板状筋・脊柱起立筋)の持続的緊張によって筋肉が硬くなり、ある部分に循環障害が起こる。
それによって酸素や栄養分が末端まで届かず、疲労物質が蓄積しこれが刺激となって肩こりを起こすと考えられている。
*注意したい肩こり ⇒ 【肩こり百科】
<当院での施術>
筋肉の緊張をほぐす事で回復します。
また、筋肉の過緊張で、動きの悪くなっている肩甲骨や背骨の動きを付けてあげる事で、同様の回復が見込まれます。
・・・が通常ですが、酷い肩こり・慢性的な肩凝りの場合は他の器質的な問題を探します。
● 喉の弱い方(甲状腺・扁桃腺)
● 姿勢が悪い方(猫背など)・呼吸が浅い方
・視力が悪い方
● ストレスを感じやすい方
● 咬みグセ・歯ぎしりをする方
● 反復的なデスクワーク・手作業が多い方
● 肩だけでなく全身の筋肉が硬い方
● 自律神経のバランスが良くない方
このような方々は、僧帽筋エリアの過緊張をほぐすだけでは、回復しません。
他の原因により、二時的に肩周辺の緊張を強いられている場合は、その根本的な改善も必要になってきます。
<肩こりの予防・セルフケアー>
やはり、運動が一番良いかと思います。
上記でも書きましたが、他の器質的な問題でない限り、肩甲骨を良く動かして、汗をかき、老廃物を外に出せる代謝を作れれば、多くは回復します。
ヨガでもピラティスでもコアリズムでも、全身を動かす運動なら、なおOK!ですね。
やり過ぎに注意して、将来の自分の健康の為にやってみましょう!!
<ちょこっと・・・あるある小辞典>
- 「肩が凝る」という言葉は、夏目漱石による造語である。それ以前は、いわゆる肩こりについては特別にその症状を指す用語は存在しなかった。肩こりという言葉が生まれた事によって、多くの日本人が肩の筋肉が固くなる症状について自覚するようになったと言われる。
- 一方で未だに外国語には「肩こり」という単語が存在しない。そのため「外国人は肩が凝らない」という俗説も存在するが、実際には外国人にも肩こりがあり、それを指す言葉が無いために症状の自覚が無い場合も多いとされる。そうした外国人は日本で「肩こり」という言葉を知ってしまうと、実際に肩こりを自覚するケースがあり、好んでマッサージを受ける者も少なくない。