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◆群発性頭痛

群発性頭痛のイメージ。周期的に発生し、頭痛のうちでも最も痛みが強い。

痛む部位は眼球の奥である。

 

 発症のメカニズムについてはまだまだ明らかにされていない点が多いですが、頭部の血管の拡張が関わっているのではないかと考えられています。

 飛行機の着陸時に耳を何某かのもので塞いでいたら、この痛みが出たというケースもあります。

 群発頭痛の最大の特徴は1年から3~4年に一度、1か月から3か月に渡る「群発期」に毎日のように発症する事。

 痛みは数ある頭痛の中でも群を抜き、お産などよりも痛いとされ、心筋梗塞尿路結石、と並び、生きているうちに味わえる三大痛の一つとされ、別名「自殺頭痛」とまで呼ばれています。

 目の後ろを通っている血管が拡張して炎症を引き起こすため、目の奥の痛みを自覚するようです。

 また、この血管を取り巻いて、涙腺のはたらきや瞳孔の大きさをコントロールしている自律神経が刺激されて、涙・鼻水が出る、瞳孔が小さくなるといった症状を伴うともいわれています。


 

 治療薬は、トリプタン系の「イミグラン」などが使われるが、作用には個人差も大きいため、必ず医師の診察をうける事が大事。

 酒石酸エルゴタミンを使用した「カフェルゴット」「クリアミン(S錠・A錠)」などが使われることもあります。

 また、酒石酸エルゴタミン系とトリプタン系の薬は併用禁止で、薬は、必ず24時間あけなければならないため服用には充分注意!してください。

  トリプタン系(イミグランなど)の薬は、40歳以上の男性、閉経後の女性、心疾患の危険因子を有する患者には慎重に投与する必要があります。

 群発頭痛の海外での一般的な治療法は、イミグランの自己注射でしたが、最近まで日本では頭痛に対しての自己注射療法が認められていなかったために 即効性のある効果的な治療が困難でした。

 しかし現在では保険適用にてイミグランを自己注射して群発頭痛を治療することが可能となっています。

 群発頭痛は激痛のため、トリプタン系の薬(イミグランなど)の多量服用は慎重にしなければならないでしょう。

 とは言え「我慢の限界」を超えた痛みであることは経験者にしかわからないので、周囲から誤解を受けることもしばしば・・・。

 

 プレドニンやデカドロン等のステロイド療法もあるが、副作用のリバウンドで苦しむこともあり注意が必要です。

 


 また、重症の場合は『慢性の群発頭痛』に至ることがあります。

  『慢性の群発頭痛』とは、痛みの最大値を10段階で表すと、常にレベル4~5の痛みが「とれない」状態が続くものを言います。

 群発発作期と群発発作期の間も常にレベル4~5の痛みがあり、耐え難いものであると言われています。


 

▼予防とセルフケアー

 

 純酸素吸入法による治療、トリプタン系製剤の注射。

 頭痛が発生している時の飲酒は避ける。

 また、多量の飲酒も避ける。

 頭痛が起こりそうな時、深呼吸をすると予防できることがあります。

 

 

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